ファッションモデルポージング例
マフラーが商品の上半身のカットです。
軸足側に腰をややひねることでシャープなラインを作りました。
何気なく立っているように見えますが基本をしっかりおさえたポーズです。
欲を言えばマフラーのチェック柄にかかった手、少し引いてもうすこし柄を見せられたら完璧でした。
スカートなどの柔らかい素材で出来た商品の”柔らかさ”を表現するのは難しいものです。このように動きを出すというのは一番多く使われる手法です。でもこの動きというのも実は難しいんです。屋外撮影などでモデルがゆらゆら動いているところを連写で撮る、そうすればスカートが揺れている写真が撮れます。ですが、スタジオでストロボを使う撮影ではどうでしょうか?一発パチンをシャッターを切った後、ストロボに電力をチャージする時間が必要です。ですから屋外のような連写はできません。一発パチンと撮った写真でこのようにキレイにスカートを揺らすのは確かなポージングスキルと数多く撮影をこなすという慣れが必要です。この写真はきれいに立てた瞬間にいい感じにスカートが揺れ、いいタイミングでシャッターが切られた写真になりました。
左足に重心があり右足を横に出したポーズ
パンツにポケットがあることを知らせるために右手をポケットに入れました。
ポケットの口が狭いのですこししわになったのが気になりますね。
このような場合は一旦深く入れた手を少し抜くように引くとしわが消えます。
ですが全体にバランスが良くきれいに立てました。